「あれ?今月も貯金できなかった…」そう思っている人いませんか?
毎月そこそこの収入はあるのに、なぜか手元にお金が残らない。
特別に大きな買い物をした記憶もないのに、気づけば口座はスカスカ。そんな経験、ありませんか?
実は、お金が貯まらない人には共通する“無意識の習慣”があります。
自分では気づきにくいクセや思考のパターンこそ、貯金を遠ざける原因かもしれません。
この記事では、よくある3つのNG習慣と、その改善策を紹介します。
財布の中身を把握していない
「今日は何にいくら使った?」と聞かれて、パッと答えられますか?
もし「うーん、覚えてない…」となった人は、お金が“無意識に”出ていっている可能性があります。
無意識のうちにお金を使っていると溜まるものもたまりません。
まずは、普段の買い物と財布の中身に意識を向けてみましょう。
コンビニで毎日ちょこちょこ買いしている
たとえばこんな行動、心当たりありませんか?
- 朝の出勤前にコンビニでコーヒーとパン(400円)
- 昼休みに飲み物とおやつ(300円)
- 帰宅途中に甘いものやビール(500円)
一回一回は小さな金額でも、月に1万円以上が“気づかぬうちに”出ていくこともあります。
過去の買い物を振り返って「これは、買わなくてもいいかも」というものがないか考えてみましょう。
少しの支出でも数が増えれば大きく支出を減らせます。
レシートや明細はすぐ捨てていませんか?
「なんとなく財布がパンパンになるのが嫌でレシートは即ゴミ箱」
それが習慣化していると自分のお金の流れを見失いやすくなります。
まずは、1週間だけでも家計簿アプリやノートで“見える化”してみてください。
▶️ 今日からレシートを取っておくだけでもOK!まずは“見える化”の一歩を。
ご褒美出費が“習慣”になっている
「仕事頑張ったから、ちょっといいごはんを」
「今週はストレスたまったし、新しい服でも買おうかな」
そんな“ご褒美”が日常化していませんか?
日常的にご褒美化は自分をだまして支出を増やしている可能性があります。
本当のご褒美は何かを考えてみましょう。
「自分に甘い」ではなく「使う理由を作る癖」
本来、ご褒美は“たまに”だからこそ特別感があります。
それが「毎週金曜はご褒美デー」のように習慣化してしまうと、出費が増え続けるスパイラルに。
無意識に「理由をつけて出費してしまうクセ」があると、貯金が遠のいていきます。
感情に任せて財布を開く前に
まずは「これは本当に今必要か?」と1呼吸おく習慣をつけてみましょう。
ご褒美の回数を月に○回と決める、予算を設定するなど、ルール化するのも効果的です。
▶️ 次のご褒美出費の前に、“ご褒美メモ”で回数と金額を記録してみましょう。
貯金を「余ったらする」ものと思っている
「今月はあんまり使わなかったから、その分貯金しよう」
このスタンスだと、貯金は“たまたま余ったときだけ”になってしまいます。
この考え方だと余らないと貯金はしないとなります。
今月、来月もお金がたまらないから貯金はしないー
という考えだといつまでたっても貯金はできません。
意識して自分から余らせましょう。
お金は“先取り”しないと、絶対に余らない
残念ながら、「余るから貯める」では、ほとんどの場合余りません。
人間はあるだけ使う生き物だからです。
本気で貯めたいなら、収入が入った時点で“先に貯金する”仕組みが必要です。
- 毎月自動で別口座に1万円移す
- 給与振込口座と貯金口座を分ける
- 家計管理アプリで先取り設定をする
など、先に“使えないお金”を作ることが鍵になります。
▶️ 今すぐ、給与口座とは別の「貯金専用口座」をつくってみましょう!
ちなみに住信SBIネット銀行を利用している人は目的別口座を利用することで、新しく口座を開設することなく資金を分けることができます。
まとめ:意識を変えれば、今からでも貯められる
お金が貯まらない原因は「性格」ではなく「習慣」です。
自分でも気づかないうちに身についている行動パターンを、少しずつ見直していけば、
収入が増えなくても“お金が残る人”になることは可能です。
まずは今日、以下のうちどれかひとつをやってみてください。
- コンビニで買ったもののレシートを残す
- ご褒美出費を1回ガマンしてみる
- 給与用とは別の口座を開設する
小さな行動を積み重ねることで、気づいた頃には大きな結果に繋がります。
無理せず地道に頑張りましょう。
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